第2回定期研修会報告
第2回定期研修会報告
平成30年9月9日徳島県立中央病院で定期研修会を開催しました。ガン患者会『ガンフレンド』の渋谷義久さんに『がんサバイバーである私の物語~がん患者のココロとソーシャルワーカーに望むこと~』をテーマに、ご自身のがんを経験された中での悩みや、支援活動の紹介、最後にソーシャルワーカーに対するメッセージをお話いただきました。
渋谷さんはガンフレンド等の活動を通じた多くの人との出会いから『自分はがんになってよかった』と言われていたのが印象的でした。
また、がん患者は誰もが常に再発や転移の不安と戦っていること、ソーシャルワーカーに対しては、がん患者から相談を受けるときに『無知の姿勢』でその人に関心をもってかかわってもらいたいと期待を込めた希望を伝えてくださいました。
後半は、グループで明日からソーシャルワーカーにできることを話し合い、日頃の業務を振り返る有意義な研修会となりました。