令和元年度第1回定期研修会活動報告
5月30日(木)徳島県総合福祉センターにて徳島大学病院感染制御部副部長感染管理認定看護師の藤原範子先生より「MSWが知っておくべき感染の知識」とのテーマの下でご講義を頂きました。
我々医療ソーシャルワーカーは、電話相談もあるものの、主に患者様やご家族との面接面談を通して相談援助を行い、原則患者様と接触する機会が多くあります。
患者様を感染から守る為の最低限の知識、我々自身の感染対策や他者への感染を避ける工夫や実践について初級分野から学びました。
当たり前のことではありますが、最新の情報、さらには正しい知識を身につけることが重要であることと、手洗いやマスクの着用一つにしても正しく施行できていない現状がありました。我々自身が感染対策を励行することで、最終的には患者様やそのご家族のいのちを守ることにつながると改めて考えました。
また、ソーシャルワークの中、患者様の人権を守る、他、権利擁護も謳い、それらは重要な任務の一つでもあります。社会の差別や偏見に対し、患者様の立場に立った我々の働き掛けやアドボカシー(代弁機能)も今後注目されるものと思いました。
平日夜間開催の研修になりましたが、介護支援専門員をはじめ他職種の参加があり、学習は有意義なものになりました。